デジタルサイネージレンタルの料金相場は?1日・短期・屋外の費用と選び方

デジタルサイネージは、展示会やイベント、期間限定キャンペーンなどで必要な期間だけレンタルできます。サービスによっては1日から利用でき、ディスプレイだけでなく、スタンドや再生機器をまとめて借りられるプランもあります。

ただし、料金を比べるときは機材のレンタル料だけを見てはいけません。配送・搬入、設置、撤去、コンテンツ制作、保守などが別料金になる場合があり、最終的な支払額は設置場所や利用方法によって変わります。

この記事では、デジタルサイネージレンタルの公開料金例、費用の内訳、屋内・屋外・LEDビジョンの選び方、レンタル会社を比較するポイントを解説します。Vista Japanが公開しているレンタル事例も紹介するため、導入検討にお役立てください。

利用場所や画面サイズが決まっていない段階でもご相談いただけます。使用目的・期間・設置場所を確認し、レンタルを含めた導入方法をご案内します。

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この記事の監修者
渡辺 英樹
渡辺 英樹 (わたなべ ひでき)
Vista Japan株式会社 代表取締役
LEDビジョン・デジタルサイネージ業界歴10年以上。建築・不動産,飲食,小売,自治体など多業種への導入実績を持ち、これまでにのべ2,000人以上の導入相談・提案に携わる。建設業許可保有。
Contents
  1. デジタルサイネージレンタルの料金目安
  2. 短期レンタルと長期レンタルの違い
  3. デジタルサイネージはレンタル・リース・購入のどれを選ぶべきか
  4. レンタルできるデジタルサイネージの主な種類
  5. 用途別の選び方
  6. レンタル前に確認したい設置環境
  7. 失敗しないレンタル会社の選び方
  8. デジタルサイネージをレンタルする流れ
  9. Vista JapanのLEDビジョン導入事例
  10. デジタルサイネージレンタルのよくある質問
  11. まとめ

デジタルサイネージレンタルの料金目安

屋内液晶サイネージや屋外LEDビジョンのレンタル料金相場

デジタルサイネージのレンタル料金は、画面サイズだけでなく、屋内用か屋外用か、液晶ディスプレイかLEDビジョンか、設置作業が必要かによって変わります。

2026年8月5日時点で確認できる各社の公開料金例は、次のとおりです。

機器・利用条件公開されている料金例確認しておきたい追加条件
43インチ屋内用
1日利用
4,950円(税込)+送料保守は有料オプション。取付工事は対象外
32型ディスプレイ
1日利用
5,000円から設置場所や機種仕様により変動
55型ディスプレイ
1日利用
15,000円から配送、設置・撤去費などが別途発生する場合あり
32インチ屋外用
1泊2日
機材費24,750円(税込)公開例では搬入搬出費66,000円、設置費11,000円が別途必要
100型LEDビジョン
1日利用
300,000円から設営条件、電源、搬入方法、オペレーションの有無で変動

上記は各社が公開している料金の一例であり、Vista Japanのレンタル料金ではありません。同じ画面サイズでも、機種、利用日数、設置地域、作業内容によって金額は変わります。見積もりでは機材費と付帯費用を合計して比較してください。

レンタル料金は「機材費+付帯費用」で考える

デジタルサイネージレンタルの機器代、配送費、設置費、コンテンツ制作費

デジタルサイネージレンタルの総額は、主に次の費用で構成されます。

  • ディスプレイやLEDビジョンのレンタル料
  • スタンド、STB、再生機器、ケーブルなどの付属品費
  • 往復送料または搬入搬出費
  • 設置・設定・撤去作業費
  • コンテンツの変換・制作費
  • 保守、代替機、破損補償などのオプション費
  • 屋外設置時の固定、電源、防水・安全対策費

機材費が安くても、重量のある屋外用サイネージでは搬入搬出費が機材費を上回ることがあります。見積書に「一式」とだけ記載されている場合は、配送、設置、撤去、保守のどこまで含まれているかを確認しましょう。

料金を正確に出すために伝える情報

問い合わせ時に次の情報を伝えると、条件に合った機種と費用を提示してもらいやすくなります。

  • 利用目的:展示会、店頭販促、案内表示、イベント演出など
  • 利用期間:搬入日、使用日、撤去日
  • 設置場所:屋内・屋外、住所、会場名、設置階
  • 見せたい相手との距離と、おおよその画面サイズ
  • 縦置き・横置き・壁面設置などの希望
  • 再生したい静止画・動画の有無
  • 電源、通信環境、搬入経路、作業可能時間

画面サイズが決まっていない場合は、無理にインチ数を指定する必要はありません。設置場所の写真、寸法、視認距離を共有し、用途に合う構成を提案してもらう方法が確実です。

短期レンタルと長期レンタルの違い

レンタルには、展示会やイベントで数日だけ使う短期型と、店舗や受付で数か月以上使う長期型があります。契約期間だけでなく、料金に含まれる作業範囲も異なるため、期間と運用方法の両方から選びましょう。

利用方法向いている場面確認事項
短期レンタル展示会、セミナー、催事、期間限定キャンペーン在庫、搬入日時、会場ルール、設置・撤去、当日のサポート
長期レンタル店舗、受付、オフィス、購入前の効果検証最低利用期間、月額料金、保守、途中解約、延長、コンテンツ更新

短期利用では、機材費よりも配送や設置・撤去の比率が大きくなりやすい点に注意が必要です。長期利用では、月額だけでなく契約期間全体の総額を出し、購入やリースと比べることが重要です。

デジタルサイネージはレンタル・リース・購入のどれを選ぶべきか

デジタルサイネージのレンタル、リース、購入の違いを比較した表
導入方法向いているケース注意点
レンタル必要な期間が決まっている、短期イベント、購入前に試したい長期間では総額が高くなる場合がある。保守や設置が含まれるとは限らない
リース初期負担を分散し、同じ機器を長期利用したい複数年契約が一般的で、中途解約が難しい場合がある
購入常設し、長期的に使う予定がある本体、設置、保守を含む初期費用が必要

数日から数か月の利用ならレンタルが比較しやすく、常設で長く使う場合は購入やリースも候補になります。購入時の本体・設置・運用費については、デジタルサイネージの価格相場もあわせてご覧ください。

レンタルできるデジタルサイネージの主な種類

屋内用液晶ディスプレイ

展示会ブース、受付、店内の案内や販促に使いやすいタイプです。スタンドと組み合わせて設置する構成が多く、USBメモリに保存した静止画や動画を繰り返し再生できる機種もあります。

屋内用機器は防水仕様とは限りません。軒下を含め、雨や湿気の影響を受ける場所で使う場合は、屋外対応の機種が必要です。

屋外用液晶サイネージ

店舗前、屋外イベント、建設現場などで使われるタイプです。日中でも見える輝度、防水・防塵性能、放熱、転倒防止などを確認する必要があります。屋内用より重量が大きく、搬入や固定に追加費用がかかる場合があります。

LEDビジョン

大きな画面や高輝度が必要な展示会、ステージ、屋外イベントに向いています。LEDパネルを組み合わせて画面サイズを調整できる一方、電源容量、設営、映像送出、撤去まで含めた計画が必要です。

Vista Japanでは、屋外用LEDビジョン、屋内用LEDビジョン、室内用ポスタータイプ、屋外用スタンドタイプを掲載しています。屋外用LEDビジョンは6,000cd/㎡以上の製品を扱っています。レンタル可能な機種と期間は、在庫や設置条件によって異なるため、見積もり時にご確認ください。製品の違いは製品ラインナップで確認できます。

タッチパネル型サイネージ

来場者が画面を操作する商品検索、受付、アンケート、会場案内などに使われます。表示用サイネージとは異なり、操作画面やアプリ、ネットワーク接続が必要になる場合があります。機器だけでなく、利用するシステムまで含めて相談しましょう。

用途別の選び方

用途検討しやすい機器重視するポイント
展示会・セミナー屋内用液晶、LEDビジョン通路からの視認距離、ブース寸法、搬入時間、電源、動画の再生方法
店頭キャンペーン屋内用液晶、屋外用サイネージ、ポスタータイプ設置場所の明るさ、縦横表示、通行の妨げにならない寸法、転倒防止
屋外イベント屋外用サイネージ、LEDビジョン防水・防塵、輝度、風雨対策、電源、固定方法、天候悪化時の運用
受付・施設案内液晶ディスプレイ、タッチパネル文字の読みやすさ、更新頻度、操作性、通信方法
ステージ・空間演出大型LEDビジョン画面サイズ、ピクセルピッチ、送出機器、オペレーター、設営時間

適切な画面サイズは、設置できるスペースだけでは決まりません。見る人との距離、表示する文字量、周囲の明るさも関係します。サイズ選定については、デジタルサイネージのサイズ選びも参考にしてください。

レンタル前に確認したい設置環境

電源容量とコンセントの位置

必要な電源容量は機種と画面サイズで異なります。大型LEDビジョンでは複数系統の電源が必要になることもあるため、会場や施設の担当者に使用可能な電源容量を確認してください。延長ケーブルを通路に敷設する場合は、安全対策も必要です。

搬入経路と設置スペース

機器本体の寸法だけでなく、梱包した状態でエレベーターや扉を通れるか、搬入車両を停められるか、設置面が重量に耐えられるかを確認します。展示会では、搬入時間や作業者登録など会場独自のルールも事前に共有しましょう。

明るさ、防水・防塵、風への対策

窓際や照明の強い会場では、画面が暗く見えることがあります。屋外では、輝度だけでなく防水・防塵性能、放熱、転倒防止が必要です。「晴天時だけ使う予定」という場合でも、屋内用機器を屋外へ設置できるとは限りません。

通信環境と再生方法

USBメモリによる再生なら、会場のインターネット環境に左右されにくい利点があります。一方、クラウドから内容を更新する場合は、有線LANやWi-Fi、モバイル回線の安定性を確認する必要があります。本番前には実機で動画、音声、縦横比、再生順を確認してください。

失敗しないレンタル会社の選び方

機材貸出だけか、設置・運用まで依頼できるか

自社で設置と動画準備ができる場合は、機材貸出型のサービスが比較しやすいでしょう。初めて導入する場合や大型LEDビジョンを使う場合は、機種選定、設置、映像設定、撤去まで相談できる会社のほうが進行しやすくなります。

見積もりの範囲が明確か

機材費、付属品、配送、設置、撤去、保守、コンテンツ制作を分けて確認します。延長料金、キャンセル料、破損時の負担、休日・時間外作業の追加料金も契約前に確認してください。

利用日に間に合う在庫と設営体制があるか

展示会やイベントが重なる時期は、希望するサイズの在庫を確保できない場合があります。開催直前では選択肢が限られるため、日程と会場が決まった時点で相談するのが安全です。

故障時の連絡先と対応範囲が決まっているか

保守が料金に含まれているとは限りません。連絡可能な時間、遠隔サポートの有無、代替機の条件、現地対応の可否を確認し、本番当日の担当者にも共有しておきましょう。

デジタルサイネージをレンタルする流れ

デジタルサイネージレンタルの問い合わせから返却までの流れ
  1. 利用目的、日程、設置場所を整理する
  2. 設置場所の写真、寸法、電源、搬入条件を共有する
  3. 機種、付属品、設置方法の提案を受ける
  4. 機材費と付帯費用を含む見積もりを確認する
  5. 表示する静止画や動画を準備し、再生テストを行う
  6. 搬入・設置後、表示内容と操作方法を確認する
  7. 利用終了後に撤去・返却する

Vista JapanのLEDビジョン導入事例

Vista Japanでは、店舗、施設、スタジアムなど、さまざまな場所へのLEDビジョン導入事例を公開しています。

以下はレンタル契約の事例ではありませんが、レンタルする機器のタイプや画面サイズ、設置方法を検討する際の参考になります。

大型施設に屋外LEDビジョンを設置した事例

福島県のJ-VILLAGE様に、横幅4,800mm、高さ960mmの屋外用LEDビジョンを設置した事例です。

項目内容
設置場所福島県
タイプ屋外用
ピクセルピッチ8mm
サイズW4,800mm×H960mm

スタジアムやイベント会場など、離れた場所から映像を見せる場合の画面サイズを検討する際に参考になります。

J-VILLAGE様の屋外LEDビジョン導入事例を見る

店頭に縦型LEDビジョンを設置した事例

神奈川県厚木市の清潔感LABO様に、横幅1,000mm、高さ1,500mmの屋外用LEDビジョンを設置した事例です。

項目内容
設置場所神奈川県厚木市
タイプ屋外用
サイズW1,000mm×H1,500mm

店舗前や建物の入口付近など、限られたスペースに縦型のデジタルサイネージを設置したい場合の参考になります。

清潔感LABO様の屋外LEDビジョン導入事例を見る

屋外用置き型LEDビジョンを設置した事例

川崎市の株式会社安心典礼フォールディングス様に、横幅960mm、高さ960mmの置き型LEDビジョンを設置した事例です。

項目内容
設置場所川崎市
タイプ屋外用置き型
ピクセルピッチ6.67mm
サイズH960mm×W960mm

壁面への固定ではなく、店舗や施設の入口付近に置き型の機器を設置したい場合の参考になります。

屋外用置き型LEDビジョンの導入事例を見る

飲食店に屋外LEDビジョンを設置した事例

石川県の炉端焼きnomo様に、横幅2,000mm、高さ1,250mmの屋外用LEDビジョンを設置した事例です。

項目内容
設置場所石川県
タイプ屋外用
ピクセルピッチ3.91mm
サイズW2,000mm×H1,250mm

飲食店の外壁や店頭で、料理、メニュー、キャンペーンなどの映像を表示したい場合の参考になります。

炉端焼きnomo様の屋外LEDビジョン導入事例を見る

薬局にキューブ型LEDビジョンを設置した事例

神奈川県平塚市のみやま薬局様に、一辺500mmのキューブ型LEDビジョンを設置した事例です。

項目内容
設置場所神奈川県平塚市
タイプキューブ型
ピクセルピッチ3.91mm
サイズ500mm×500mm×500mm

一般的な平面ディスプレイとは異なる、複数方向から視認できるサイネージを検討する際の参考になります。

みやま薬局様のキューブ型LEDビジョン導入事例を見る

そのほかの設置場所やサイズを確認したい方は、Vista JapanのLEDビジョン導入実績一覧をご覧ください。

ここで紹介した事例は、Vista Japanが公開しているLEDビジョンの導入事例です。レンタル期間、料金、返却条件などは事例ページに掲載されていないため、レンタル実績として紹介するものではありません。

同様のサイズや設置方法をレンタルで利用できるかどうかは、設置場所、利用期間、搬入条件、電源環境などによって異なります。希望する用途や設置場所の情報を整理したうえで、対応可能な機種と費用を確認してください。

Vista Japanは、全国の主要地域に施工・メンテナンスパートナーとの体制を整え、LEDビジョンの設置から映像コンテンツ制作まで対応しています。レンタルできる機種、利用期間、設置・撤去の対応範囲は案件ごとに異なるため、使用目的と現場条件を添えてお問い合わせください。

デジタルサイネージレンタルのよくある質問

デジタルサイネージは1日だけでもレンタルできますか?

1日から利用できるサービスはあります。ただし、最低利用期間、対象機種、在庫、配送地域は会社ごとに異なります。1日利用でも搬入日と返却日が別に必要な場合があるため、使用日だけでなく前後の日程も伝えて確認してください。

レンタル料だけで使い始められますか?

プランによって異なります。送料、スタンド、再生機器、設置・設定、撤去、保守が別料金になる場合があります。機材費だけでなく、利用開始から返却までの総額を確認してください。

自社で作成した動画や画像を流せますか?

対応形式に合っていれば再生できる機種があります。USBメモリ、Wi-Fi、LANなど転送方法は機種により異なります。契約前にファイル形式、解像度、縦横比、再生時間、音声の有無を確認し、事前テストを行いましょう。Vista Japanでは映像コンテンツ制作も相談できます。

屋内用サイネージを屋外で使えますか?

屋内用機器を屋外で使用することは避けてください。屋外では、直射日光下での視認性、防水・防塵、放熱、風による転倒への対策が必要です。設置環境に対応した屋外用機器を選びます。

何日前までに申し込めばよいですか?

必要な準備期間は、機種、台数、設置方法、コンテンツ制作の有無によって変わります。繁忙期や大型機器は在庫と施工人員の確保が必要になるため、会場と日程が決まり次第、早めに相談してください。

見積もりには何が必要ですか?

利用目的、使用日、設置場所、屋内・屋外の別、希望サイズ、設置場所の写真、電源と搬入条件があると見積もりが進みやすくなります。サイズが未定でも、設置場所と見せたい相手との距離を伝えれば相談できます。

まとめ

デジタルサイネージのレンタルは、展示会、イベント、期間限定キャンペーン、購入前の効果検証に向いています。サービスによっては1日から利用できますが、機材費だけでなく、配送、設置、撤去、コンテンツ制作、保守まで含めた総額で比較することが重要です。

屋内・屋外の違い、必要な画面サイズ、電源、搬入経路、再生方法を整理したうえで相談すると、不要な機材や追加費用を避けやすくなります。条件が決まっていない場合は、利用目的、期間、設置場所の3点から相談を始めてください。

Vista Japanでは、デジタルサイネージ・LEDビジョンの機種選定、設置、映像コンテンツ制作について相談を受け付けています。お問い合わせ・お見積もりは無料です。

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